気になる放送内容は、こちら!
<放送内容>
毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集まり、司会を介さず多彩な話題や事象を掘り下げるトーク番組。今回は、人気アニメ「ワンピース」の主人公・ルフィの声を演じる田中真弓、仲間のウソップを演じる山口勝平、そして二人と公私ともに親交がある日髙のり子、今も第一線で活躍するベテラン声優3人が集まり、声優界に入ったきっかけから現在の仕事や家族、将来のことまで語り合う。
田中真弓さん、日高のり子さん、山口勝平さんの共通点といえば、ジブリ作品なので、ジブリ作品についての話が出てくるのでしょうか?
個人的には、ジブリ作品の話もぜひ聞きたいです。
田中真弓 | 日高のり子 | 山口勝平 |
『天空の城ラピュタ』 主人公:パズー |
『となりのトトロ』 主人公:サツキ |
『魔女の宅急便』
主人公のキキの ボーイフレンド:トンボ |
- 『ONE PIECE』田中真弓×日高のり子×山口勝平「ボクらの時代」子供(息子・娘)の気になる職業は!?プライベート大公開!!
- 日高のり子が若い頃(アイドル時代)に声優田中真弓と出会っていた!
- 『らんま』山口勝平(早乙女乱馬)と日高のり子(天道あかね)の運命的な出会い!!とは?
- 「僕らの時代」声優田中真弓の声優のすごさを日高のり子がピーターパン(男の子役)を演じ実感!!
- 田中真弓ルフィ役『ワンピース』の「声優になりたいと思ったことは、一度もない」は、本当!?
- 日高のり子は若い頃アイドルデビュー!夢は声優ではなく、女優だった!!
- 『ONE PIECE』田中真弓×日高のり子×山口勝平「ボクらの時代」の若い頃(デビュー当時)の苦い思い出とは?
- 『ONE PIECE』田中真弓×日高のり子×山口勝平「僕らの時代」の願い「根本は、芝居であって欲しい」とは?
- 『ワンピース』田中真弓×日高のり子×山口勝平「ボクらの時代」国民的声優から声優を志す若者へのエールとは?
- 日高のり子『ONE PIECE』で、ベルメール(ナミの育ての親)熱演!!
- 「ボクらの時代」『ワンピース』田中真弓(ルフィ)や山口勝平(ウソップ)も??日高のり子(ベルメール)が怖いと思っていることとは?
- 田中真弓のキャラルフィ『ONE PIECE』を20年以上演じ、少年役への想いを語る。
- 『ワンピース』田中真弓×山口勝平×日高のり子「僕らの時代」の「声優の仕事の難しさ」とは!?
- 日高のり子サツキ『トトロ』の演技で、演技過多??ジブリ作品に必要ないこととは?
- 「ボクらの時代」『ONE PIECE』田中真弓、山口勝平「そろそろ年齢に合った役がやってみたい」日高のり子「でも、ギャップも楽しみたい!!」とは?
『ONE PIECE』田中真弓×日高のり子×山口勝平「ボクらの時代」子供(息子・娘)の気になる職業は!?プライベート大公開!!
「ボクらの時代」のトークの中で、
田中真弓さんは、日高のり子さんを「のんちゃん」と呼んでいます。
日高のり子さんは、田中真弓さんを「真弓さん」、山口勝平さんを「勝平(かっぺい)」と呼んでいます。
山口勝平さんは、田中真弓さんを「真弓さん」、日高のり子さんを「ノン子さん」と呼んでいます。
3人の仲の良さがうかがえますね!
さて、3人のお子さんの職業は一体何なのでしょうか?
田中真弓 | 日高のり子 | 山口勝平 |
息子はパフォーマーこ〜すけ | 33歳の時に息子を出産 (サラリーマン) |
親子で声優として活動中 息子:竜之介、娘:茜 |
親子で声優として活動している山口勝平さんは、子供たちを応援することしかできないとおっしゃっています。
山口:自分がやってたから、ダメとも言えないじゃないですか?本人たちがやりたいって言ううんだったら、まあ、いいんじゃない。じゃあ、頑張って。ただ何もしてあげられないから、歯痒い。これでこうやって喋ったらウソップの型とか、こう言うふうに喋ったら、工藤新一の型だから、お前に継がせるよってできれば、どんなに楽だろうって。自分達の力で、頑張るしかない。応援することしかできない。一緒のスタジオとかに入るとちょっと照れ臭かったりする。自分がやるときより緊張する。
日高:みんなそういうふうにおしゃる。お子様はどうなんだろうね?お父さんと一緒のスタジオって、ちょっと安心感あるのかな?
山口:同性・異性っていうのがあって、茜は、平気で一緒にできるっていうか。竜の方は、同性だから、距離おきたい感じはある。自分でなんとかしたい。
日高:声優ではなく、サラリーマンになった。幼稚園の頃、私の声と間違われていた。幼稚園のとき事務所から電話がかかてくると、寝ぼけた私が出てるみたいで、声のトーンが一緒で。
「たっちゃん」て言ってもらってやらせたことがある。意外といい線いくんですよ。もうちょっとこういう感じで、ってダメ出しいっぱい出したら、「もうヤダっ」て言われてしまった。
田中真弓さんに「みなみちゃんの声が出ちゃうの、すごい遺伝だなと思って。」と日高のり子さんが突っ込まれていました。
日高:真弓さんのところは、コースケくんは?
田中:自分ちを劇団の稽古場にしたから、ランドセル背負って帰ってきたら、狂ったように歌ったり、踊ったり、セリフ喋ってる人たちがいて、ずっとそれを見てて、「お母さん、僕はお酒飲んで、しゃべる大人が嫌いだ。」だったら、私の友達は、全部嫌いねって。
しゃべることから、大道芸の方に行って体は動かすけど、しゃべらないっていう芸能。
日高:この業界は、新しいアニメはオーデションだったりする。子供の期待を背負って、今度、このオーデション受けるの?これ大好きな漫画だから、「絶対やって!」そんなふうに言われたことないですか?
山口:竜之介がまだ幼稚園ぐらいの時、「テツワン探偵ロボタック」竜もそれ好きで見てて、今度お父さん出るよってすごいたのしみに見てたんだけど、悪役だったから、ご飯食べながら見てたんですけど、出てきた途端、箸が止まって、固まっちゃって。
田中:ショックだったのかな?
日高:ちょうど私たちがヒーロー、ヒロインではなく悪役に回ってる時。色々できるようになってくると、割と悪役を振られることが多くって、主人公をいじめる役とか、その頃にちょうど小学校一年生だったりすると、学校で大丈夫だったかなってすごい心配になっちゃって。
山口:先輩たちもそういう思いしてんだな。
田中:今日は楽しかったです。久々に会えて。またぜひ。
日高:一緒にお芝居を!
田中:ぜひ!!
今回の「僕らの時代」を見て、声優の仕事は、「芝居」であることを知りました。
そして、「僕らの時代」をとおして、3人がとても「芝居」が好きなことがわかりました。
今後、3人が共演している「芝居」をぜひ見てみたいです。
いつまでも、子供たちの憧れの国民的声優でいてください。
こらからの3人のますますのご活躍をお祈りしています。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
日高のり子が若い頃(アイドル時代)に声優田中真弓と出会っていた!
「ぬるくて、薄くて年寄りには、ちょうどいい。」と田中真弓さんが言うと、今の感じ、田中真弓さんとの出会いを日高のり子さんが思い出すとおっしゃっています。
日高のり子さんを含む仕事上の3人の繋がりは、あまりないようです。
田中真弓さんは、『ONE PIECE』ルフィ役や『天空の城ラピュタ』パズー役。
山口勝平さんは、『ONE PIECE』ウソップ役や『らんま1/2』早乙女乱馬役、『魔女の宅急便』トンボ役。
田中真弓さんと山口勝平さんは、20年以上続く『ONE PIECE』で共演しています。
そんな2人と公私共に交流がある日高のり子さんは、『タッチ』の浅倉南役、『らんま1/2』天道あかね役のヒロイン。パナETC車載器の音声など、幅広い表現力で活躍されています。
2020年にデビュー40周年を迎えた日高のり子さんは、アイドルから声優人生へ「天職は、声優。」を執筆し、注目されています。
日高のり子さんと田中真弓さんの出会いは、日高のり子さんが二十歳の若い時(アイドル時代)「おはようサンデー」がきっかけでした。
1980年から1987年まで放送された日曜朝の子供向け番組で、コント赤信号が司会を務めていました。
コント赤信号に誘われて、日高のり子さんがお芝居に出たその時に田中真弓さんがコント赤信号と劇団が一緒だったのできてくれました。そこが初めてとのこと。
日高のり子さんが声優になる前のアイドル時代のことです。
日高のり子さんがアイドル時代に田中真弓さんに出会ってるんですね!
日高のり子さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
『らんま』山口勝平(早乙女乱馬)と日高のり子(天道あかね)の運命的な出会い!!とは?
山口勝平さんは、着ぐるみのバイトで、日高のり子さんのファンクラブのイベントに一緒について行って、「声優の仕事に興味があって、やってみたい。」と話していたそうで、その半年後に『らんま1/2』で日高のり子さんと再会しました。
田中真弓さんも乱馬役のオーデションを受けましたが落ちたそうです。
日高のり子さんは、この話が初耳だったようで、「本当に!」とビックリしていました。
『らんま1/2』
水をかぶると女の子になる高校生の格闘家・早乙女乱馬とその許嫁(いいなづけ)の天道あかねが繰り広げる格闘ラブコメデー。
早乙女乱馬(さおとめ らんま)を1人でやるか、男・女の二人でやるかの線を残していたらしく、田中真弓さんは、オーディションのとき、両方やらされたとのこと。
また、山口勝平さんも同じく色々な声の出し方で、何度も呼ばれてやらされたと言っています。声を変えたり、声を変えずになど。まだ決まってなかったので、色々試していたのだろうと話しています。
「僕らの時代」声優田中真弓の声優のすごさを日高のり子がピーターパン(男の子役)を演じ実感!!
田中真弓さんが、日高のり子さんとのエピソードを話しています。
のんちゃんずっと女の子の役やってたけど、ある時ピーターパンで男の子の役をすることになって「真弓さん男の子の役は、こんなにパワーがいるんだって初めて知りました。真弓さんご苦労様です。」と言われたそうです。
日高のり子さんは、ピーターパンの最初の1話で、声がガラガラになり、ガラガラのカスカスの声で、番宣「新番組ピーターパンの冒険」をやったところ、『らんま1/2』のアフレコの休憩時間に山口勝平さんが「今度の主役、声が汚いですね。ボクの方が、よっぽどきれい。」と言い「ごめんね、私」と日高のり子さんが返すと「すいません!すいません」って平謝りだったそうです。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
田中真弓ルフィ役『ワンピース』の「声優になりたいと思ったことは、一度もない」は、本当!?
20年以上、『ワンピース』(フジテレビ)のモンキー・D・ルフィ役を演じる田中真弓さん、ウソップ役を演じる山口勝平さん。
山口勝平さんは、改めて田中真弓さんに「声優になったきっかけ」を聞きます。
舞台も精力的にされていますが、声優業は、何がきっかけだったのでしょうか?
田中真弓さんが入所した劇団がテアトル・エコーは、当時、ルパンの山田康雄(やまだ やすお)さんや、熊倉一雄(くまくら かずお)さんといった、いわゆる声優の創成期を作った人たちがいました。
山口:たまたま、入ってきた仕事が「声の仕事」?と聞かれると、
田中:うん、そう。だから「声優になりたい」と思ったことは、一度もないの。
山口勝平さんは「僕も一緒だ」と、『らんま1/2』で主役を演じることになった経緯を明かしています。
山口勝平さんは、肝付兼太(きもつき かねた)さんの劇団21世紀FOXで、そこに『らんま1/2』(フジテレビ)の録音監督の斯波重治(しば しげはる)さんが見に来てくださって、仕事をもらったのがきっかけだった。と話しています。
日高のり子は若い頃アイドルデビュー!夢は声優ではなく、女優だった!!
日高のり子さんは声優になる前は、アイドルとしてデビューしています。
また、日高のり子さんは「女優になるのが夢だった」という10代を振り返ります。
日髙:私は、小学校のころから劇団に入って女優になるのが夢だったんです。
田中:だけど、なんで歌い手に?
と田中真弓さんに質問されると、
あるとき、「ふた子のモンチッチのうた」を歌う人をレコード会社の方が探していて。普通に、劇団にお仕事として私のところに来たんですよ。で、お付き合いができていくなかで「アイドルでデビューしてみない?」と言われた。と語っています。
私は「女優になりたいんです!」って。でも、「いや、君みたいな新人が、一から積み重ねていっても、ドラマにいつ出られるかな?」みたいな。「歌で名前をみんなに覚えてもらったほうがいいんじゃないかな」っていうふうに言われて。それで、アイドルでデビューして。
だけど、やっぱりお芝居がやりたくて。どうやったらセリフをしゃべる仕事に戻れるかなって思ってたときに、やっていたラジオ番組に「日高さんは、声に特徴があるから、声優のお仕事に向いてると思います。」ってお便りを見て。「声優になったら、セリフがしゃべれるんだ」って思ったのがきっかけ。
日高のり子さんは『タッチ』(フジテレビ)が終わるころというか、途中くらいから「この世界でやっていけるかも」というふうに思いました。」と振り返りました。
レコード会社の人に「アイドルでデビューしてみない?」といわれ、私は「女優になりたいんです!」って答えられるところは、若いのに芯のある方だと私は、思いました。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
『ONE PIECE』田中真弓×日高のり子×山口勝平「ボクらの時代」の若い頃(デビュー当時)の苦い思い出とは?
山口勝平さんは、劇団から養成所を経ずに声優の世界に入ったので、マイクの使い方や、テクニック的なものが何もわからなかったそうです。
山口:ある日、『らんま1/2』の18話「格闘ペアスケート」で、らんまの名台詞、「あかねはうちの許嫁(いいなづけ)だ。手出すとぶっ殺すぞ!」の「ぶ」で「マイクを吹く」と言われたが、「マイクを吹く」という現象がわからなくて・・・。
田中:直接マイクに息を吹きかけると、息がマイクに当たるので、「ぶ」の時に顔を横に振る。
山口:ラストテストでもまだ「吹いてる」よって言われて、「はい」っていったが、本番で盛大に「吹いて」しまって、「ぶっ殺すぞ!」っていった瞬間にフィルムが止まって、上から「バカやろー!」て怒鳴られて、怖かった。
田中:教えてくれなきゃわかんないよね。
日高のり子さんは、『タッチ』の時なんて、セリフ言うたびに一歩一歩前に出てしまうため、マイクの距離が変わるから、音響さんが録れない。でも、私に直接言うと、凹んじゃうといけないから、三ツ矢雄二さんにいっていた。そうすると、「あんた、どんどん近づいてってるよ。」て三ツ矢雄二さんに言われたが、「そんなことありません!」と反論。
セリフを言い終わってマイク見たら、目の前にマイクがあった。
三ツ矢雄二さんに「マイク通り過ぎるかと思った」といわれ、後ろで、洋服を持って手綱を引くように、前にちょっと出ると、後ろに戻されるということをしていた。
アフレコの時に体に教え込まれた。
と語りました。
三ツ矢雄二:『タッチ』上杉達也役、『キテレツ大百科』トンガリ役など
日高のり子さんは、先輩の三ツ矢雄二さんに「そんなことありません!」と反論できるところは、芯もあるけど、気の強いところもあると私は思いました。スタッフも、多分日高のり子さんに気を遣っていたんでしょうね。
田中真弓さんは、アニメ『激走!ルーベンカイザー』について、初めて声優の仕事に養成所にいた頃に行くように言われて、その時の主役が三ツ矢雄二さんだった。
厳しくて厳しくて、ずっと泣いてたぐらい。
もうみんな帰って、私だけ抜きになって、抜きだと余計にやりにくいので、三ツ矢雄二さんだけ残ってくれて、それから頭が上がらない。
と語っています。
アニメ『激走!ルーベンカイザー』主人公・速水俊介役:三ツ矢雄二、高木涼子役:田中真弓
三ツ矢雄二さんの印象は、日高のり子さんと田中真弓さんの話を聞く限り、とても思いやりがあって、優しい方だと私は思いました。なんだか三ツ矢雄二さんに興味が出てきました。
『ONE PIECE』田中真弓×日高のり子×山口勝平「僕らの時代」の願い「根本は、芝居であって欲しい」とは?
山口:昔の先輩ってそう言う人が多かった。業界自体がそんな感じだったと思う。一人の新人をみんなで育てる。いじり倒す。
田中:今は、逆転してるから若い新人の中に年寄り1人みたいな現場がある。
日高:新人がたった一人だったからよかった。
日高:真弓さんがデビューした頃からいったら、この業界すごく変わってますよね?
山口:何より、ジャンルの垣根がなくなってきた。俺らの頃は、芝居だけだったのが、今はドラマにもみんないっぱい出るようになったし、ライブやったりグラビアやったり、アイドルの人も声優やったり、垣根がなくなった分マルチにできないと通用しない。
田中:今は、歌ったり、踊ったりが当たり前にできて、若い人へのアドバイスって本当できない。
「色々やんなきゃ行けないけど、根本は、芝居であって欲しい。」と3人は願っているようです。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
『ワンピース』田中真弓×日高のり子×山口勝平「ボクらの時代」国民的声優から声優を志す若者へのエールとは?
日高:声に自信がなくても大丈夫ですよね!「こんな声だけど、声優になれますか?」ってよく聞かれるけど、みんなが綺麗な声だとおかしいですもんね。
田中:自分の声のいいところとか、自分の特性のいいところを伸ばしていければ。
日高:声優って、多岐にわたってますもんね。ナレーションもそうだし…。
山口:ノン子さんみたいにね、ほら、ETCの。
日髙:ETCね。機械音声みたいなものもあったりとか。
田中:だから、「自分が本当に何をやりたいのか」ということは、考えるといいよね。
山口:そうですね。しっかりビジョンを持つっていうのは、大事かもしれないですね。どういう風な自分になっていきたいかみたいな。
日高:思い描くってこと。
山口:「思い描く」いい言葉です。
と、これから声優を志す若者にエールを送りました。
日高のり子『ONE PIECE』で、ベルメール(ナミの育ての親)熱演!!
人気アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ)で、モンキー・D・ルフィを演じる田中真弓さん、ウソップを演じる山口勝平さん。日高のり子さんも、ルフィとウソップの仲間であるナミの育ての親・ベルメールを演じています。
日高:私が出産して。しばらくして、『ワンピース』のプロデューサーが、「日高さんもお母さんになられたんで、お母さん役を」って言って来たのが『ワンピース』で、メインキャラクター・ナミの育ての親・ベルメールの役。原作買って読んでらすごい激しいお母さんだなと思った。
田中:すごい激しいし…。
山口:激しいお母さん。
田中:死んじゃうし。
日高:死んじゃうし。だから、母になったばかりで、初心者の母としてはすごいハードルの高い役だったなと思って。
田中:そうだよね。
『ONE PIECE FILM RED』全国上映中
物語の重要な鍵を握る赤髪のジャンクスの娘ウタが映画オリジナルのキャラクターとして登場。
公開前から大きな話題を呼んでいます。公開10日間で動員数500万人、興行収入70億円を突破!(2022年8月16日時点) 記録を塗り替え、『ONE PIECE』映画歴代No.1の動員・興行収入を記録しています!!
2022年8月25日興行収入100億円を突破!
8月6日の公開から20日間で達成しました。
『ONE PIECE』映画歴代No.1の動員・興行収入をまた塗り替えました!!大ヒット公開中の『ONE PIECE FILM RED』ですが、2023年1月29日終映を迎えます。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
「ボクらの時代」『ワンピース』田中真弓(ルフィ)や山口勝平(ウソップ)も??日高のり子(ベルメール)が怖いと思っていることとは?
劇場版「RED」がいま始まったばっかりなんですけど、テレビの方の連動企画で、ノン子さんが出てる。久しぶりに、ベルメールが元気な姿で出てきて・・・と日高のり子が山口勝平さんに話を振られます。
日高のり子さんは、『ワンピース』の「あること」が「怖い」と明かしました。
日高:『ワンピース』では、よくあることなんでしょう?回想で、もう1回同じシーンを演じるっていうか。
山口:ありますね。
日高:あれが、5年に1回くらい来るから、怖くて怖くて。
田中:そうだよね。
山口:あれ、同じシーンをやるのってつらいですよね。
田中:そうそう。
日高:「日高のり子のベルメール、3回目が一番良かったね」とか、そんなふうになったら嫌だなとか。思いませんか?
田中真弓さんも山口勝平さんも同じように感じているようです。
田中真弓さんは、「やっぱり最初が一番良いって思ってる。」と断言されました。
日高のり子さんは、過去のシーンと比べられることが嫌なようですね。
私は、日高のり子さんは、プライドが高いと思いました。もしくは、プロ意識が高いといった方がいいかも知れませんね。
私は過去のVTRを流しているだけだと思っていましたが、毎回録り直してるんですね!
全く知りませんでした。
『ONE PIECE』だと、20年以上放映されていると、声の質がずいぶん変わってきそうですね。
再録は、大変な仕事ですね。
田中真弓のキャラルフィ『ONE PIECE』を20年以上演じ、少年役への想いを語る。
田中真弓さんの『ONE PIECE』ルフィは、17歳の設定で登場。田中真弓さんは、ルフィを20年以上演じ続けていますが、実際の物語は、2年しか経ってないので、ルフィは、現在19歳です。
田中:そうそう。その間に、相当成長するんです。精神的にも、ほら、エース(ポートガス・D・エース主人公の兄)が亡くなって、大人になってるので。19歳になるとき「ちょっと、今までより声を低くしてください」っていわれたのね。だけど「ごめんなさい、私、今までの17歳やってるときに、自分が持ってる一番低いとこ、使っちゃってるんで。これ以上、低くはならない」って。
日高・山口:あはははは。
田中:だから、無理なんですよって。で、気持ちは大人になったっていうことだけは頭に入れておきます。でも、声はたぶん変わらないですって。
と、思わぬ形で『ワンピース』の裏話が飛び出しました。
田中:ワンピースは、最初の頃は、尾田っちがまだあと10年続きます。10年ありますって毎年会うといっていた。最近そういうことをいわなくなって、(原作も最終章に入った)終わろうとしてんだなって。
田中真弓さんは、『ONE PIECE』の原作者の尾田栄一郎さんを「尾田っち」と呼んでいるんですね!20年以上の長い付き合いですから、私には、お二人の良好な関係性が伝わってきました。
そんな田中真弓さんに、日高のり子さんが「やっぱり、少年声をずっとやり続けていく感じなんですかね?」と聞くと…。
田中:いや、なんかもうやり尽くした気持ちがしてる、少年は。
田中真弓さんは、演じる少年が成長して体つきなどが変わってくると「あ、これはおばさんではもう無理」「戦う相手(の声優が)男の人だったりすると、勝てる気がしない」と思うことがあるそうで、「つらいことがある」と打ち明けました。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
『ワンピース』田中真弓×山口勝平×日高のり子「僕らの時代」の「声優の仕事の難しさ」とは!?
『ワンピース』のルフィもそうだし、みんな叫んでますよね?
泣きながらしゃべるときも激しいし、涙も鼻水も口も最大限に大きくしてしゃべるでしょう。
綺麗な役を演じてらっしゃる方は、戸惑いながらされているのではないかと、日高のり子さんが質問しました。
かえってやりやすいんじゃないかと、田中真弓さんと、山口勝平さん。
田中:われわれの仕事って、やっぱり音で表現しないと。だから、どんなにいい芝居してても、体は持っていってもらえないので。そこは、ちょっとつらいとこだよね。
日高:確かに。
山口:そうですね。どうしても音に乗せますよね。
田中:音。だって、「ここ音要らないじゃん」っていうとこにも、アップで来てたら…。
例えば、嗚咽(おえつ)。ウワーッて泣いてない、だけど涙は出てるときに、「嗚咽を入れてくれ」って言われるわけじゃん。だけど…(実際は)ないよ。本当をいえば。
特に男の人さ、「うっくっ」とかいわないよ、って思うのよ。でも、入れざるを得ないし。
日高:生身の役者さんの顔がアップになって、嗚咽の声が聞こえなくても、すごく悲しんでるって伝わるんだけど、アニメの場合でアップになっていて、そこが無音だと、急にこっちがドキッとしちゃうっていうか。
日高のり子サツキ『トトロ』の演技で、演技過多??ジブリ作品に必要ないこととは?
山口:ジブリの作品みたいに、例えば表情がとても豊かに描かれると、それもありなのかなと思うんですけれどね。
日高:確かに私、『となりのトトロ』をやったときに、「絵が十分演技をしてるので、余計な息は入れないように」って言われた(笑)。
山口:でも、それって僕らの、いってみたら職業病みたいなものなんですよね。
田中:そうそう。
山口:「ちょっと演技過多になってないかな?」みたいな。でも、やっぱアニメはそれくらいでやらないとバランスが取れないっていう。普通のお芝居をあてても、絵に負けるっていうのもありますもんね。
田中:だから、それをわかってて使い分けなきゃいけないと思うのよ、俳優って。
今、でもテレビドラマ見てると、逆にテレビドラマのほうが演劇に近づいてきてて、演劇のほうが、ちょっとなんていうの、ナチュラルな傾向にない?小劇場見てるとさ。
山口:ああ。あ、そうかもしれないですね。確かにちょっとドラマのほうが…。あと、漫画原作とかが増えたからですかね。ドラマの。
田中:それもあると思う。日常の中にああいう、濃い芝居が入ってきて「あれ、面白いじゃん」っていう、化学反応が起きてる感じ。
日高:確かに。
田中真弓さんは「その行き来が面白い」「演出家によって、役者が何を求められているかを察知してやっていかないと」と、語りました。
ついに、3人の共通点のジブリ作品についての話が出てきましたね!
ジブリ作品では、「絵が十分演技をしてるので、余計な息は入れないように」声優さんはしているんですね。
この話は、私は初耳でした。今週放送の『となりのトトロ』で、日高のり子さんのサツキを見るのが楽しみになってきました。
演劇の話は、私にはちょっと難しかったですが、3人が演劇が好きだということは、この会話の中でよくわかりました。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
「ボクらの時代」『ONE PIECE』田中真弓、山口勝平「そろそろ年齢に合った役がやってみたい」日高のり子「でも、ギャップも楽しみたい!!」とは?
日高のり子さんと山口勝平さんは、田中真弓さんが、SING(シング)の吹き替えでやっていたカメレオンの役(老イグアナのミス・クローリー)について、ちょっと不思議な声がする半分ヤギ入ったみたいな。喉が器用っていう言い方変だけど、なかなかああいうふうにはできない。と語っていました。
田中:年齢に合った役、できるといいね。
山口:そうですね。
田中:私なんかだと、もう本当にミス・クローリーみたいな役。声優としてはね。
日高:個性のある、おばさんというか。
田中:うん。
山口:自分は、少年役でしか価値がない、と思っていたんですけど。だんだん、大人の役がやりたいなっていう欲求が出てくるんですよね。で、おじいちゃん役みたいなのを、ときどきやると、めちゃくちゃ楽しいんですよ。
田中:やっぱり、自分の年齢で無理しないところをやりたいっていう感じはあるよね。
日高:確かにそうかも。ちょっと逆になっちゃうんだけれども、たぶん面白いからだと思うんですけど、私、いまだにゲームとかで高校生(役)とかやってるんですよ。
田中:あー、うんうん。
日高:「え、私、高校生でいいんですか?」っていってやってるんですけど、これがいつまできるのかなっていうのが。
山口:(笑)。
日高:でも、もしもオファーが来て、面白いと思ってもらえるなら、それもやって、あとは自分の実年齢に、地に足を着けた形でやる役と…両方楽しめたらいいかな、なんて私は思ったりしていて。「まだやってるの」ていう役とか。
日高のり子さんが「二足のわらじで行きたい」と語ると、山口勝平さんは「そのギャップが楽しいのかもしれない」と、大きくうなずきました。
日高のり子さんは、高校生役をされているんですね!
現在の年齢は、60歳で、なんと還暦を迎えられています。
いつまでも、初々しい、若々しい声で私はとても羨ましいです。
山口勝平さんについて、もっと知りたい方は、こちらを見てくださいね!
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