『千と千尋の神隠し』で「よきかな」と言い残し去って行った腐れ神(オクサレ様)正体は、どんな神様なのでしょうか?
また、「よきかな」のセリフが印象的だった声優のはやし・こばさんについて調べて見ましたので、最後までお付き合いください。
以下の5項目について、調べてみましたので、最後までお付き合いください。
・『千と千尋の神隠し』「よきかな」の腐れ神(オクサレ様)正体は?何者??
・『千と千尋の神隠し「よきかな」の』の神様の名前とキャラは?かわいい??
・『千と千尋の神隠し』腐れ神(オクサレ様) 声優はやし・こばは作曲家だった!プロフィール紹介!!
・『千と千尋の神隠し』「よきかな」のオクサレ様のセリフの意味は?
・『千と千尋の神隠し』「よきかな」の腐れ神(オクサレ様)がくれた 団子(にがだんご)の効果は?
『千と千尋の神隠し』「よきかな」の腐れ神(オクサレ様)正体は?何者??
腐れ神(オクサレ様)の正体は、なんと「名のある河の主(河の神)」でした!
腐れ神(オクサレ様)の体に刺さって抜けない棘のような物に千尋だけが気づきました。
従業員達と協力して引き抜いた事で、長年にわたって腐れ神(オクサレ様)の体の表面についたり、飲み込んでしまったごみや汚れが、堰を切ったように吐き出され流れ落ちました。
そうして、河の神は、本来の姿を取り戻しました。
その姿は、河の流れのような半透明で不定形な長い竜のような体に、能面の「翁」の仮面の様な顔を持つ、優しそうでありながら神々しいものでした。
『千と千尋の神隠し』「よきかな」の神様の名前とキャラは?かわいい??
「よきかな」と、言い残して去っていった神様の名前は、
腐れ神(くされがみ)
オクサレ様(オクサレさま)
河の神(かわのかみ)
河の主(かわのぬし)
など、いろいろな呼び方があります。
湯屋の者は、彼を本物のオクサレ様、つまり「腐れ神(くされがみ)」だと外見だけで決めつけていましたね。
この神様のキャラは、ヘドロが、巨大な一塊になったような姿をしていて、這うように移動します。動くたびに泥が体から流れ落ち、代金を受け取った千尋の手も、ドロドロになっていましたね。
その泥は、人間が河に捨てたごみと汚れをたっぷり含んだヘドロなので、すさまじい悪臭を放っています。その臭気は、朝食としてリンが調達してきたご飯を、少し離れた所からでも一瞬で腐らせる程危険なものです。
でも、ヘドロをまとってはいましたが、歩き方や、お風呂に入っている時の腐れ神(オクサレ様)の顔は、何だかかわいかったですね。
「ぐれたま」のようなかわいさがあると、私は思いました。
腐れ神(オクサレ様) 声優「はやし・こば」は作曲家だった!プロフィール紹介!!
本 名 :小林郁夫(こばやし いくお)
生年月日:1935年7月27日
死 没 :2016年1月11日(80歳没)
出身地 :東京都
身 長 :160cm
職 業 :作曲家、編曲家
活動期間:1962年(27歳)〜2015年(79歳)
ジャンル:コマーシャルソングの作曲など引用元:ウィキペディア(Wikipedia)』
東京都立大学心理学科卒業(音楽心理学専攻)
都立高校在学中からバンドのジャズ・ピアニストとして、在日米軍キャンプのクラブなどに出演していました。
はやし・こばさんは、数々のCMソング・サウンドロゴを手がけてきました。
CMディレクターの市川準が手掛けた、テレビCMのサウンドロゴを作曲したのが縁で、市川準監督の映画の常連俳優として出演しました。
はやし・こばさんの本業は、作曲家、編曲家ですが、俳優としての才能も市川準監督が見出したわけですね!
また、宮崎駿監督によるスタジオジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』では、河の神役で声優として出演しました。
今度は、声優として、宮崎駿監督に才能を認められましたね。
『千と千尋の神隠し』のオクサレ様(河の神)のセリフ「よきかな」は、私の中でかなり印象に残っています。
はやし・こばさんは、50から60歳台にかけて、俳優や声優の活動を積極的にされていました。
BU・SU | 東京夜曲 | ざわざわ下北沢 | 千と千尋の神隠し |
1987年(52歳) 市川準監督 |
1997年(62歳) 市川準監督 |
2000年(65歳) 市川準監督 |
2001年(66歳) 宮崎駿監督 |
辰巳 | 浜中の父 | 有希の祖父 | オクサレ様/河の神 (吹き替え) |
『千と千尋の神隠し』「よきかな」の腐れ神(オクサレ様)セリフの意味は?
腐れ神(オクサレ様)セリフの意味は、よいと感じてほめる言葉です。
よきかな = 善(よ)い哉(かな)
そして、よきかなの「かな」の部分は、体言や活用語の連体形に接続する言葉で
詠嘆の「~だなぁ」という意味を持つ言葉になります。
なので、「よきかな」という言葉は
良いものだなぁ
素晴らしいものだなぁ
という表現になります。
『千と千尋の神隠し』「よきかな」の腐れ神(オクサレ様)がくれた 団子(にがだんご)の効果は?
本来の姿を取り戻した河の神は「よきかな」と言った後、笑い声をあげながら湯屋の高所にある唐破風の大戸から飛び去っていきました。
去り際には世話になった千尋に謎の団子「ニガダンゴ」をあげ、湯屋には大量の砂金を残していきました。
この「にがだんご」の名前は、釜爺が教えてくれました。
確かに、千尋が少しかじっつてみたところ、とても苦かったため、「にがだんご」と言う名前は、間違っていませんね。というか、そのままですね!
また、千尋は湯婆婆に豚にされてしまった両親に食べさせようと考えていたため、河の神からもらった「にがだんご」には、何らかの力があると思っていたのでしょう。
しかし、大事な「にがだんご」を両親に食べさせることができませんでした。
千尋が招き入れた「カオナシ」を大人しくさせるために、「にがだんご」を食べさせてしまいました。
「にがだんご」を食べたカオナシは、飲み込んだカエルや人を次々と吐き出し、元のおとなしいカオナシに戻りました。
そして、傷を負って暴れまわる白龍にも食べさせましたね。
白龍は、呪いがかけられたハンコを吐き出しました。
この「にがだんご」には、悪影響を与えているものを吐き出させる効果があったのではないでしょうか。
『千と千尋の神隠し』で、オクサレ様が千にあげたにがだんごを、食べさせられてしまう「カオナシ」の声優中村彰男さんについて、もっと知りたい方は、ぜひ見てくださいね!
『千と千尋の神隠し』で、油屋を利用する大根のような神様のおしら様役の安田顕さんについて、
もっと知りたい方は、ぜひ見てくださいね!
コメント